ラーメン日記2002



『味処 むさし野』
12月28日(土)中華そば(650円)
この日二軒目は、以前空振りしたこの店。
店に着くと5、6人ほどの行列が店の外にできており、15分ぐらいは待っただろうか。
かなり客の開店は悪いようだ。店内に入ると、うわさ通りの和食店のような内装。
出てきたらーめんも、和風でとっても上品な魚ダシの醤油らーめんだった。
意外に普通かもという気がしないでもないが、オーソドックスに美味しい。
なにより店員の応対が丁寧で感心した。
それだけに普通ならゆっくりと食事を楽しめそうなところが、
うちらの後に入ってきた4人組が酔っぱらっていてうるさかったのが気になった。
この後、野田の「もちもちの木」へ行って3杯目を食べて終了。


『麺ぽーかろぅ』
12月28日(土)うめしそらーめん(600円)
この日、初めに行ったのが千葉ウォーカーで紹介されていたこの店。
醤油らーめんとどちらにしようか迷ったが、友人Hがそっちを注文したので、僕はこれ。
極めてあっさりした塩スープに中太縮れ麺の組み合わせは、外が寒かったせいもあり、
最初に「なかなか旨いな〜」と思った。でも食べ進むうちに「ちょっとあっさりし過ぎかも」とも思った。
とは言え、具の梅干しは美味しかったし、もし近所にあったら、確実にもう一度来る店。
ちなみにお吸物のようなスープは友人Hには不評だった。確かに醤油らーめんのほうがそう感じるかも。


『刀削麺荘』
11月30日(土)排骨麺(880円)
会社の近くにあり、いつか行ってみようと思っていた店。
よーーーやく土曜出勤のこの日、行ってみた。
ここは店名が示すとおり、刀削麺(包丁で生地を削るようにして作る)を提供する。
予備知識がなかったので、メニューの説明書きがなんとなく美味そうな「排骨麺」を注文してみた。
スープは、動物系かな、中華独特の香りがする。
麺はもちろん刀削麺。きし麺の倍はあろうかという幅の平麺。
削ってるので縁がびらびらしていてこれにスープがよく絡む。
具は、豚のスペアリブと、白髪ネギ。豚は見た目「美味そ〜〜」と思ったが、意外に味が薄かった。
全体的には、食べ始めは初めての触感に「イケる!」と思ったが、
食べ進むうちに餃子の皮を延々と食ってる感じがしてきた。
そもそもスープがあまり僕の好みでないのが難点。
ま、麺を削ってるところが見られたりして「こういうのもあるのかー」って感じ。
これはいわゆる「ラーメン」に該当するのかなぁ。
会社の近くだし、他のメニューもチェックしてみよう。


『てらっちょ』
11月16日(土)特製ラーメン(値段忘れた700円ぐらいか)
以前「環七ラーメン 土佐っ子」を名乗っていた店が、いつの間にか店名を変えていた。
「土佐っ子」という名は、昔の名店が元になっていることもあって(2001.1.13のラーメン日記参照)、
変えたのかな。それともクレームがついたか。
内容が変わったのか確認してみたくなり、今回行ってみた。
結果。ほぼ同じだった。前回行ったのが2年近く前なので、記憶が薄い部分が多いが、
特に変わったところは無いように思う。「タレが沈んでるので混ぜてください」とか言ってたし。
相変わらずのしょっぱさでまずまず美味しくいただけました。

しかし、数年前は一世を風靡した感のある「背脂チャッチャ」のとんこつ醤油ラーメン。
魚ダシ系のあっさりラーメンが流行っている現在はどうなんだろうなぁ。



『でび』
11月2日(土)でびらーめん三位味(700円)
渋谷のハチ公口側でラーメンが食べたくなり、良い機会なので初めて「でび」で食べてみた。
いつも行列が出来ている印象があるが、午後4時という時間帯もあり、ほとんど待たずに入場。
デビット伊東はいるのか?と思ったが、それはなかった。
さて、ラーメンは、スープはほんのり塩味で結構あっさり。
麺は中細といった位の細さで柔らかめ。具は細かいのが何種類か載っている。
そして、全体的な印象は、「最近よく出てる250円位のカップラーメンみたい」。細かい具がそう思わせるのだろう。
なんかいまいちな気がした。


『幸楽苑』
9月28日(土)中華そば(たしか390円)
お昼の博士ラーメンの後、しばし経ち、夕飯はまたラーメン。
以前「キ伝」だった店が続々とこの「幸楽苑」に看板換えしている。(経営母体は同じだと思うけど)
友人Hは味はあまり変わらない言っていたが、果たしてどんなもんなのか、食べに行ってみた。
結果:似てるけど、結構変わった。特にスープ。
以前の豚骨の風味は後退し、醤油ダレが前に出てきた。
なので以前は「豚骨醤油ラーメン」だが、これは「醤油ラーメン」という感じ。
これは僕にとって○なのか、×なのか。うーん、×だな。そんなにマズいというわけじゃないんだけど。
前のほうが良かったなぁ。
ま、24時間営業だし、気軽に食べられてイイんじゃないスか。


『博士ラーメン本店別館』
9月28日(土)特醤油ラーメン(580円)
美味かった!!!
魚介系のダシ(鮪の頭を使っているらしい)、インパクトのある醤油ダレ。
そしてそれらに合うのがやや縮れた太麺。
かなりお腹が減った状態で食べたというのもあるが、それにしても美味しかった。
具は、まず煮玉子がデフォルトで1コ入っている。
僕は最初、もともと入っているという注意書きに気づかず、煮玉子の食券(食券制である)を別に買ってしまったのだが、
店のおばさんが「初めからひとつ入ってますけどいいですか?」と確認してくれ、取り消してくれた。
そんな心遣いも○。
それからチャーシュー。角煮のようなチャーシューが2つ(2ブロックと言うべきか)入っている。
甘い味が付いていて、これはあまり僕の好みではなかったが、食感はやわらかくてダシが効いていてなかなか良い。
あとは、メンマとか、その辺が入っていたかな。
同じような系統のラーメンだと「麺や武蔵」があげられるかなぁ。でも断然こっちが好き。
久々に超美味い醤油ラーメンに出会った。

ちなみに、この博士ラーメン本店別館と同じ敷地内(駐車場は共通)に博士ラーメン本店というのがあり、
こちらも様々な本に紹介される人気店である。同じ醤油ラーメンでもこの2店は異なるそうなので、
こっちも要チェックだな。でもまた別館のラーメンも食べたい。



『ラーメン博物館』
支那そばや/大陸/新福彩館
9月21日(土)各ミニラーメン(550円)
横浜アリーナで行われたモーニング娘。のライブの後、久々にラーメン博物館に行って来た。
横アリの帰り道では、いつもラー博のチラシを配っているので、どうしてもつられてしまう。
入場券売り場に着いて、各店舗の待ち時間を見ると、なんといつも1時間を軽く超える「支那そばや」が10分待ちの表示!
その他の店も0分という店もあるぐらい。チャンス!(ちなみに行列店の双璧「すみれ」は相変わらずの75分待ちだった)
さて、テンションが上がりつつ、急げや急げと入場し、すぐに支那そばやの行列に並んだ。
これが僕らが並び始めるとみるみるうちに行列は伸び、僕らが店に入る頃にはもう待ち時間1時間を超えていた。ホントラッキー。
店に入り、いつものようにミニラーメンを注文した。
なんと言っても、あの「佐野実」の店である。いつもスゴイ行列でなかなか食べられないので、期待度は最高潮。
そして、食べてみると…、
意外に普通だった。いや、上品で美味いんだけどこの普通さを出すのが重要なのか?
うーむ、僕としては夏に海の家で食べるラーメンを思い出してしまった。
いつも、結構インパクトのあるラーメンを食べているせいかなぁ。
決して不味いわけじゃないんだけど、もの足りなさが少し残った。そうそう、チャーシューは少し歯ごたえがあって美味しかった。

次に向かったのは、これも佐野実関連。佐野実プロデュースのラー博オリジナル店「大陸」。
ここでもミニラーメンを頼んだのだけれど、
なんと一緒に行った友人Nが注文したトッピングの「豚バラチャーシュー」が僕のラーメンに!
店の人のミスだったのだが、尋ねたところ「それでいいです」とのこと。ありがたく頂戴した。200円のお得!
ちなみに、友人Nの丼には遅れて「豚バラチャーシュー」がやって来た。
さて、ラーメンのほうはベーシックなあっさり醤油ラーメン。よくわからんがダシが効いていて、
醤油の味もしっかりしていて美味しい。例えるなら、背脂のない「麺一筋」って感じ。
これは本家の「支那そばや」よりも美味しいかも。
で、ここは結構丼が大きかったので、少々満腹気味だったが、「これを食べないと」という感じで「新福彩館」へ。
そして例のごとくミニラーメンを食べてこの日のラー博は終了した。ふ〜、満腹。
今回はずっと体験してみたかった「支那そばや」に入ることが出来てよかった。
あとは「すみれ」だな。



『一蘭』
9月7日(土)ラーメン+半替え玉(750+100円)
初めてここの行列を見たとき、横の看板に「唐辛子」と書いてあったので、
「ああ、辛いラーメンの店なのか」と思い敬遠していたのだが、雑誌を見て
「どうやら単純にそうではないらしい」と分かり、この日初挑戦した。
店につくと10人強の行列ができていたが、「行列1人当たり30秒を目安に」の
注意書きの通り、回転は非常に良いようだ。それほど待たずに入ることができた。
店に入るとまず食券を買い、そして店員に紙を渡される。
この紙が注文用紙となっており、麺の固さやスープの濃さ等の好みを記入する。
それから席に着くのだが、これがまた独特。隣の席との間に仕切りがあり、
前方の空間も、ラーメンが来た後はすだれがかかって、個室のような雰囲気。
この、個別注文と、間仕切りがこの「一蘭」最大の特徴なのである。
賛否両論ありそうだが、僕はこのシステムはかなり氣に入った。
そういえば以前博多に行った時、友人Tにこんな店に連れて行ってもらったような記憶がある。
あの店ってもしかすると、「一蘭」だったのかも。本店は博多だし…。
さてさてラーメンのほうは、基本的な博多の豚骨ラーメンって感じ。
そこにこの店のオリジナルだという唐辛子のタレが乗っている。
僕はこの唐辛子を1/2で注文したら結構辛かった。なくても良いんじゃないだろうか。
また、麺はもう少し固めが良いなと思い、替え玉を「固め」で注文したら美味しかった。
ちなみに追加注文は箸袋(!)で行なう。
スープももっと濃い目が良いような氣がしたので、次行ったときは、
「スープ:濃い目、麺:固め、唐辛子:なし」にしようかな〜と思った。
こんな店が近所にあったらなぁ〜。


『もちもちの木』
9月5日(木)中華そば小+煮玉子(600+100円)
色々な媒体で紹介されている埼玉白岡の有名店が、
なんと我が地元野田に開店するという話を聞いたのが今年の6月ぐらい。
初め7月のオープンと言っていたのが延びてこの9月3日のオープンとなった。
というわけで、開店2日後、友人Hを伴ない参戦してきた。
店の場所はもともと「どさんこラーメン」だかなんだかがあった場所でよく知っている。
店に着くと駐車場は7分ほど埋まっている様子。やはり車で来るお客が多いようだ。
店内に入ると行列は4人いたがほどなく席へ通された。待ったのは5分くらいか。
店内は、中央に大テーブルがありそれを囲んだ椅子席と、そのまわりに座敷席。
かなりゆったりとした配置だと思った。
今回は「中華そば(小)」に煮玉子をトッピングしたものを注文した。
基本メニューはこれと、「つけ麺」があり、それぞれ大中小がある。
「つけ麺」もかなり評判が良いので次行った時はこっちを注文しよう。
さて、出てきたラーメンのスープを一口すすると「熱い!」これが特徴らしい。
味のほうは鰹節が効いていて香りがよく美味。でも他の魚介系ラーメンのようにあっさりではなく、
こってり醤油という感じ。少しトロみがあるのが特徴で、これが熱さを保つ秘訣だろう。
具は白髪ネギと、メンマ、チャーシュー1枚。
白髪ネギはさっぱりしていて、パンチの効いたスープによく合う。
メンマは、これが非常にやわらかく美味しい。これだけ主張のあるメンマは初めて食べた。
チャーシューはまぁまぁ。煮玉子は完全に火が通ったタイプでいまいちだった。
玉子は無くて良いかなと思うが、それは抜きにしてもかなりのプラス。麺も美味しかったし。
この日は平日の夜だったけど、休日は一日中行列が絶えないらしい。うなずける。
市内だし、これからも何度も行くことになりそうだ。


『むつみ屋』
8月31日(土)醤油ラーメン+小ライス(650+150円)
この日はまず「市政家」に行ったのだが休業中。
そしてもう一軒名の知れた店が周辺にあるということで探したが見つからず。
探す過程でみつけた「むつみ屋」に入った。
色んなところにある店だけど、一度食べてみたかったので。
北海道が発祥ということもあり、味噌ラーメンがメインだけど、
敢えて醤油ラーメンを注文。
あっさりかと思ったら、意外に脂の濃いスープだった。
かなり空腹だったので前半はかなり美味しく感じたけど、
後半お腹が膨れてくるにつれ、スープの苦味が気になるようになってきた。
この苦味(というかスモークっぽい香り)が好きな人は好きなんだろう。
そういえば、旭川ラーメンの「蜂屋」の焦がしラードはこんなだったかも。
こっちも北海道の醤油ラーメンだし。
麺はこしがあってなかなか美味しかったです。ちなみにライスは大でも小でも150円。

その辺の得体の知れぬ中華屋に入るよりは安全だと思います。



『らーめん七福人』天雅/ひごもんず
8月26日(月)天雅・ひごもんずセット(1000円)
大宮に突如出現したラーメン街、らーめん七福人は、
パチンコ店やゲームセンターを収容する大宮REXというビルの4Fにある。
その名の通り、7つのラーメン屋が軒を連ねている。
あの中野の「青葉」の支店が入っているということで話題になっており、
今回は大宮で乗り換えるついでにちょっと寄ってみた。
友人Hの話によると、「青葉」以外はガラガラだったそうだが、まさにその通り。
僕が行った8時過ぎ、「青葉」のみに行列。しかも並んでいる人たちのみで売り切れ。
やっぱ「青葉」だけなんだろうかと考えつつ他の店を物色した。

こういったところに、たまに訪れる者としては食べ歩きをしたいものである。
その点で、全店にミニラーメンが存在するラーメン博物館は嬉しいのだがここはそういうのはないようだ。
と思ったら、あった!
「天雅」と「ひごもんず」、この2軒だけに「天雅+ひごもんずセット」というのがあった!
ミニラーメン2つで1000円というこのセットは、まずどちらかの店で注文すると、その店のミニラーメンが出てくる。
そして、5分ぐらいすると、今度は隣の店からミニラーメンを持ってきてくれるのだ。
僕は初めどういうシステムなのかな〜と思いつつ「天雅」のラーメンを食べていたら、
隣の「ひごもんず」のおじさんが「天雅」のテーブルにラーメンを持ってきてびっくりした。
(後から、「風来居」と「ひごもんず」でミニラーメンがメニューにあることが判明)

さてさて、内容であるが「天雅」のほうはあっさりとしたゴマ風味の醤油スープに太目の麺でなかなか○。
野方らーめんと書いてあったので、野方ホープを連想し、こってりだと勘違いした。
ドンブリの底に沈んだ(たぶん)背脂のコロコロしたやつが美味しかった。
一方「ひごもんず」のほうは、熊本ラーメンの名の通り、
白濁豚骨スープにストレートにやや太い麺。そしてにんにくの油。
味も今までに食べてきた熊本ラーメンと近く想像もつきやすかった。
後から「桂花」で修行したとの話を聞き「なるほど」という感じ。美味しかった。
この店と、「風来居」だけはデフォルトでミニラーメンがあるらしい。
良い心意気なんだけど、ひごもんずのミニラーメンに角煮が付いていないのが残念である。

今回は2軒食べ歩くことができて良かった。次行った時はどうしようかなぁ。
それにしてもどの店も空いているのが気になる。ビルの場所悪いんじゃないか?
経営は大丈夫か???



『ばんばん』
8月22日(木)つけめん+餃子
ここ1年ほど「ばんばん」へ行くたびに気になっていたメニュー「つけめん」。
壁に貼られたその紙には「つけめん200円、大盛り300円」の文字。
200円って、なぜこんなに安いんだ?量が少ないのか?色々な考えが頭を巡りつつ、
挑戦したいとは思っていたが、やはり醤油ラーメンが好きなので、そっちを食べていた。
そんなある日、意を決してつけめんを食べに行ってきた。暑かったし。
店に入ると、お客は僕ひとり。いつものことだ。
店のご主人が注文を取りに来てくれる。
注文は、お昼どきとか夜は奥さんや(たぶん)娘さんの仕事なのだが、
日中の時間帯はご主人が全て1人でやっているようだ。渋い。
僕はつけめんだけでは少なそうな気がして(というかつけめんだけ頼む勇気がなくて)、
つけめんと、餃子を注文した。ちなみに餃子は350円。
さて、出てきた「つけめん」は……。見た目はざる蕎麦のようである。
せいろのような容器に麺が盛られていて、つけ汁の入った小さ目の椀と、薬味の入った小皿。
麺は、あの醤油ラーメンの太い麺を期待していたが、細麺。
これは太麺でもう一度食べてみたいなと非常に思う。(頼めば作ってくれそうな気もするが、その勇気はちょっとない)
つけ汁は、つけ麺汁特有の少し酸味のあるスープにすりごまが入っている。
この酸味は果物が入ってそうな印象を受けた。
量的には少なめだったので、大盛りか、何か一品付けたほうが良いかな。
全体的にそんなにハズレではないが大当たりでもない。200円という安さにはビックリだけど。
う〜む、次に来たときは醤油ラーメンを頼むだろうな。


『醍醐』
8月9日(金)醍醐麺+玉子(600円+50円)
今日は午前中、地下鉄表参道駅の近くにある会社に用事で行った。
で、用事が終わって目星を付けていたラーメン屋に行ったのだが、
どうも雑誌に載っていた場所にそのラーメン屋がない。
その代わり同じ場所と思わしき場所になんとなく聞いたことのあるこの「醍醐」を発見。
行ってみたというわけです。
名前は知っていたけど、内容を全く知らなかったのでどんなもんかとドキドキした。
さて、出てきたラーメンは薄い肌色という感じの色味。
具は、チャーシューにほうれん草、ネギという家系のような印象だった。
食べてみると、これまた家系みたい!太めのやや縮れた麺にクリーミーな豚骨醤油スープが良く合う。
(後に調べてみたら牛骨なのだそうだ。狂牛病騒ぎ以降どうなったかは不明)
と言っていわゆる家系のスープのようなワイルド感はなく、「上品な家系」と言うべきか。
玉子は普通のゆで玉子と、味玉子の2種類あるが、僕は普通のゆで玉子を選択。
「こってり味には味玉子より、普通の玉子がいい」というのが僕の持論だ。
トータルに見て、満足度は高い。美味しかった。


『唐そば』
8月3日(土)ラーメン+おにぎり(600円+100円)
ポリシックスのライブの後に行って来た。ここんとこライブの後は必ずライブだなぁ。
いわゆる名店と称されるこの「唐そば」は一度は訪れたかったので、嬉しかった。
店に着くと、行列は6、7人。意外と少ない。一時の熱狂は冷めたか。10分ほど待って店内へ。
メニューは基本的に「ラーメン」と「大盛り」のみ。
これにサイドメニューとして「おにぎり」「ゆで卵」を付けられる。
そんなわけで僕はラーメンとおにぎりを注文した。
ラーメンは非常にあっさりとした上品な味で、はじめ「ちょっと物足りないかな〜」、
とも思ったが、食べていくうちに後を引き、久しぶりにスープを飲み干してしまった。
おにぎりは、すでに出来たものを出すだけなので冷めている。
が、あったかいラーメンのスープと一緒に食べると、これが意外に合う。
「お茶漬けは冷ご飯が美味しい法則」か!?
美味しかった。


『九州じゃんがららあめん』
7月28日(日)ぼんしゃんらーめん大盛り+角肉(900円ぐらい)
ハロプロコンサートの帰りに「じゃんがら」に行った。
ここ原宿の店舗は、1階店と2階店に分かれており、
それぞれが独立した店舗で、メニューも微妙に違うのが特徴。
当然入り口も別なので行列も別、会計も別なのである。
ちなみに1階店では替え玉はあるが、大盛りがなく、
2階店は大盛りはあるが、替え玉がない。さらに2階店のみ「つけちゃん」というつけ麺がある。
僕らはまず1階店の行列に並びかけたが、なんとなく気が変わり2階店に移動した。
お客はみんなあまりわかっていないらしく、結果、
2階店のほうがスムーズに着席できたように思われる。ラッキーだったかも。
今回は、秋葉原本店のメニューにはなかった「ぼんしゃんらーめん」に角肉をトッピングで注文した。
そのぼんしゃんは噂通りのこってり豚骨スープで「こりゃ、ハマる人はハマるなー」って感じ。
角肉は甘くておいしいんだけど、やっぱこってり向きじゃないような気がした。
麺は細くて美味しい。
次に来たときは「ぼんしゃん+ネギ」だな、と思った。


『野方ホープ』
7月27日(土)中華そば・こってり(600円ぐらい)
会社の用事で荻窪に行くことになり、荻窪と言ったらラーメンだろうと(どこ行ってもラーメンだけど)、
いつもの石神ラーメン本を探した。それで3軒ほどピックアップして現場に向かったのだが、
仕事が終わった時間が悪く、その内2軒は休憩中。残った1軒は店の前まで行ったが、
やっているのかやっていないのかわからない感じ。よくわからないので、
途中にあったこの「野方ホープ」に入った。なんか聞いたことある店名だったし。
ここはいわゆる背脂しょうゆとんこつラーメンというやつで、
僕は中華そばの「こってり」を頼んだのだが、すごい背脂の量だった。
今までに食べた中では「じゃんとん」に近いかな。記憶が確かなら。
普通に美味しいんだけど、もやしが結構多くて気になる人には気になるかも。
真夏の土曜日、僕が座った席が寸胴に近かったこともあり、凄い量の汗をかいた。


『神田餃子屋』
7月11日(木)ラーメン半餃子セット(700円)
出勤したときの昼休みにはよく神田餃子屋に行く。
昼休みに速攻行くと空いてるし、なぜかとても居心地が良い。
そんな神田餃子屋のラーメンが最近お気に入り。
いわゆるこだわりのラーメン店というわけではない普通のラーメンなのだが(餃子メインだし)、
行く度にフィットしてくる感じ、
自分の好みのラーメンが出てくるというよりも、僕自身がその味にすり寄って行った感じと言えるだろうか。
クーラー効き過ぎの室内から離れて熱いラーメンの食べるのがとても気持ち良い。


『菜』
6月29日(土)豚骨ラーメン大盛り(750円)+味玉子(100円)
新しく開店した「市川家」で食べてみようと参じたが、駐車スペースを探している途中、同じ通り沿いに行列発見。
よく見てみると、それは千葉県でも有数の人気店「菜」ではありませんか。うーむ、こんなところにあったのか。
というわけで予定を変更し今回は「菜」の行列に加わった。7、8人の行列だったかなぁ。
店先の営業時間を書いたボードを見ると11:00〜15:00、行列に並んだ時の時刻が15:04だったのでどうかと思ったが、
どうやら問題ないよう。行列が途切れるまではやってくれてるらしい。
20分ほど待ってようやく着席。そこでまず店主から「醤油と塩が売り切れで豚骨だけなんです」との言葉。
正直言ってどれにしようか迷っていたのである意味良かったかも。豚骨ラーメン大盛りに味玉子を注文した。
僕が食べ始めた頃に店に来た人には「すいません終わっちゃったんです」と返していたので、
豚骨だけでも店が開いていただけラッキーだったのだろう。
さて、ラーメンを食べてみて一番印象的なのがスープ。カツオ節の香りがとても強くて好き嫌いが分かれそうな感じだ。
僕的にはあり。あっさりだがクセになる。この強いダシで是非醤油スープを食べてみたい。麺は縮れた太麺でスープがよく絡む。
チャーシューは厚めで歯ごたえがある。高級ハムみたいな味だった。これは僕はあまり好みではなかった。
味玉子は半熟よりももう少し火が通っていて、でも味がしっかりついていてトロっとしていて美味。これは入れるべき。
食べながら横に座った常連さんと思わしき人物と店主の会話を聞いていたら、
店主が「豚骨は終了間際が一番濃くて美味しいんです」と言っていた。「へ〜〜〜〜」勉強になった。
店内はカウンターのみで8人も入れば満席。そして昼の部でスープが終了してしまうと、夜の部はないらしい。
この日も夜の日はないのだろう。まぁ、そもそも店員が店主一人だけなので、これぐらいが接客できる限界なのかも。
店の広さに関しては機能的とも言えるか。
今回はホント、ラッキーだった。次はいつになるかわからないけど、醤油ラーメン食べたいなぁ。


『おぐら屋』
6月23日(日)チャーシューメン(650円)+餃子(350円)
なんとなく佐野へ行くことになり、せっかくだから人気のラーメン屋に行こうとホームページを探したところ
あるホームページの人気投票でダントツの1位だった店、それがおぐら屋である。
店は佐野市の中心部から少し離れたところにあった。
現地に着いてみると、すでに出来ている行列にまず驚かされる。
30mぐらいはあるかなぁ、東京の繁華街ではなく、佐野の普通の家並みの中にところが驚き。
他県からわざわざ食べに来たような大人数(10人連れがいた)や、市内から来たような家族連れまで様々。
そうとう、評判がいいことがうかがい知れる。
着席するまで30分から40分は待っただろうか、空腹具合もちょうど良く、席につくことが出来た。
店内は結構広く、座敷、テーブル席と全部で50人ぐらいは収容できそう。でも当然満席。
ここは餃子も美味しいということなので、餃子と、それからチャーシューメンを注文した。
程なくしてまず餃子が登場。結構厚めの皮に具が満載の大きな餃子。味もしっかりついていて、
これは餃子ライスなんか適してるかも。しかしながら、メインはやっぱりラーメンだ。
ラーメンの共としてはちょっと餃子が主張しすぎていて、ラーメンの味がぼやけてしまうかも。
スープがさっぱりしてるから特に。
実際、ラーメンと餃子を交互に食べていたときは餃子の味が支配しちゃってる感じだった。
と言って、ラーメンが美味しくないわけでは決してない。
佐野ラーメン特有の平べったくて縮れた太麺と、あっさりしたスープが良く合う。
スープはダシが良く出てて後をひく。飲み干しても問題なしって感じ。
チャーシューは中の上くらいかな。チャーシュー好きならチャーシューメンで良いでしょう。安いし。
そうだなぁ、ここでは餃子を付けずにラーメンを食するのがベター。美味しく食べられます。


『斑鳩』
6月7日(金)味玉らー麺(値段忘れた)
待望の「斑鳩」に会社の帰りに寄った。
着いたのは19時ちょっと前ぐらいで、時間帯が良かったせいかすぐに着席できた。
20時以降が混雑しそうな雰囲気がした。
さて、注文したのは「味玉らー麺」。中野の「青葉」にインスパイアされた店らしく、見た目が似ている。
スープのほうも魚ダシ、特にカツオ節の風味が強い。美味しい!
ただ、チャーシューの味がどうもいまいち、ハムみたいな感じで、どうも好きにはなれなかった。
青葉と同じく、「特製」が付くと具が増量(味玉子プラスチャーシュー3枚、メンマ増)となるのだが、
ここは味玉らー麺で充分でしょう。


『きなり屋』
6月6日(木)醤油ラーメン(600円)+味玉子(100円)
会社の昼休み、なんだか暑くて食欲がいまいち減退気味だったので「こりゃ麺類が良いな!」と、連日のラーメン屋通いである。
ここが雑誌に載るような有名店なのかどうかは分からないが、それっぽい店構えなのでトライ。
まず食券を買って席につく。「ご飯つけますか?」「あ、はい」。壁のメニューを見ると「ご飯 0円」、無料らしい!
ラーメンだけで足りるかなぁと思っていたのでこれは嬉しい。
内容のほうは、例えるに、背脂のない尾道ラーメンって感じだろうか。スープが非常に熱いので注意。
魚ダシのスープに細めのストレート麺。ゴムゴムしたところは好みが分かれそうだけど僕はOK。
ラーメン本体はそんなに特徴的なものはないが、美味しかったのは味玉子。半熟で味が濃いめでご飯とよく合う。
今日は醤油ラーメンを食べたけど、会社から近いし、次は塩ラーメンに挑戦したいと思う。


『青葉』
6月5日(水)特製中華そば(800円)
この日は朝から、仕事で国分寺に行く用事があったのでその帰りに中野で途中下車して行って来た。
普段は西東京のゾーンへはほとんど足を踏み入れないので、こういう「ついで」ができるのは嬉しい。
現地に着いたのは午前11時55分ぐらいだったかなぁ。まさにこれからお昼という時間で店の横には20人ぐらいの列が出来ていた。
並んでいる人を見ると、やはり20〜30代の男性が中心なのだけど、日傘をさした30代ぐらいの女性もいれば
東京に旅行に来た風な高校生ぐらいの女の子のグループもいる。さすがに有名店といった感じだ。
30分ぐらい待ったところで僕は席に着くことが出来た。注文したのは「特製中華そば」。
メニューは基本的に、中華そばとつけめん、それぞれに特製がついたもの(具が多い)、この4種類のみなので注文しやすい。
注文してすぐに出てきた「特製中華そば」は、まずそのダシの香りが印象的である。
カツオ節とかその辺がメインなのであろうその香りと味は一瞬大勝軒系を思い出させるが、より上品な感じがする。
チャーシューも同じダシを使って煮込んであるのだろう。(良い意味で)カツオ節の味噌漬けみたいな香りと食感がする。
麺は太めで若干ウェーブのかかったコシのある麺で、食べ応えがある。これはかなり僕の好きなタイプ。
半熟の味玉子は薄味のせいかあまり印象には残らなかった。
全体的に非常に上品で食べやすく、「食べ飽きない味だな」と思った。
それでも食べた直後は「意外と普通かも」なんて思ったのだが、電車に乗ってその味を思い出すと、
「あー、なんかすっごく美味しかったかもー」と思えてきた。あとから来るな、これは。
リピーターが多いのが分かる気がした。


『環2家』
5月12日(日)ラーメン中盛り+味玉子(700+30円)
横浜環状2号線、家系3店連発の最後「環2家」に行ったわけであるが、
3店のうちなぜいつもここが一番の行列なのか分かったような気がする。
まず、他の2店(本牧家と寺田家)に比べ圧倒的に味が濃い。
本牧家で感じたような物足りなさはまったくなく「普通」でもかなりしょっぱい。
本来横浜家系ラーメンはその味の濃さが特色で、千葉や埼玉で出店するときは
だいぶ控えめにしている、という話を聞いたことがある。
だから初めに六角家や本牧家に行った時はかなり覚悟をしたものであるが、
意外にあっさりしていた。埼玉の石川家のほうが濃いぐらい。
どうして薄くなったのかはよく分からないが、
やはり横浜市民は「濃さ」を求めているんじゃないだろうかな。
また、ここのラーメンの特徴的なのがチャーシュー。
おそらく燻製と思われるチャーシューは、燻製が苦手な僕の舌でもなぜかOK。
おいしかった。吉村家直系といううたい文句からすると、吉村家も燻製なのかな。
お客の誘導がスムーズな点と店内が清潔である点も行列の理由だと思う。
それから忘れてならないのが値段。普通のラーメンが580円だし、味玉子が何と30円(普段は40円らしい)。
家系標準の600円(または650円)とのこの差は嬉しい。ホント味玉子の値段なんか驚き。
とまぁ僕も環状2号沿いの店の中では「環2家」が一番良いと思ったのでした。


『青木亭』
4月27日(土)ラーメン小(500円)
ライブのあとに向かったのがこの「青木亭」。
見た目の特徴はまず、平べったいドンブリ。冷し中華並みの広さだ。
大分表面積を稼いでいるようだがじつは内容量は少ないのかも。
味の印象は「さっぱりとした背脂とんこつ」と言った感じかな。
過去行った店だと「なりたけ」に近い。が青木亭のほうがよりあっさりしている。
麺のほうは大勝軒系のモチモチ感があってこれは結構好きな感触。
チャーシューは厚めで柔らかいが味は薄い。こってりラーメンにはこのぐらいが良いのか???
具が他にあまりないので、モヤシなんか入れたくなった。
全体的には、悪くないがちょっと物足りないってとこでしょうか。
ところでこの店の「定番」はネギチャーシューメンらしい。うーむ、次回はあるのか。


『飛騨 高山らーめん』
4月27日(土)和風ラーメン+ミニカレー(780円ぐらい)
モー娘。のライブでさいたまスーパーアリーナへ行きました。
グッズを買った後、お腹が減ったのでなにか食べようと探したが、
会場近くはやはりどこも長蛇の列。そんなわけで駅の反対側のヨーカドーの中にあったこの店に入ったのでした。
この高山らーめんは色んなところで見かけるので、少し気にはなっていたのでまぁ良い機会かと。
この和風ラーメンは、醤油味だがスープは底が見える程透き通っている。
そして外見通り、あっさりとして非常に食べやすいラーメンだと思う。
魚出汁で飲み口もさわやか。しかしそんなに多く語る程ではないです。
非常に空腹だったのでミニカレーを付けてみました。ボンカレーの味がしました。


『千種家』
4月20日(土)ラーメン+半ライス(650+100円)
例のごとく千葉拉麺通信を見ていると、千葉市花見川区に家系の新店情報が。
よく見ると16号に近く、うちからも結構アクセス良さそう。ってことで行ってみた。
まず嬉しいのが店の無料駐車場の広さ。都市部だと有料パーキングが多いだけに○。
土曜の19時過ぎだったが、そんなに混雑はなく、でも閑散というわけでもない。まぁまぁ。
出てきたラーメンは、「石川家直系」の説明書きが示す通り、九条ネギが乗ったあのスタイルだった。
僕は九条ネギが好きなのでこの家系+九条ネギの組み合わせが好き。
味もかなり石川家に近い。比較的こっちのほうがしょっぱ目かな。いや、かなりしょっぱい。とてもしょっぱい。
石川家ってこんなにはしょっぱくなかったよなぁ。これが千種家の個性なのかな。
初め中盛りにしようと思ったが、並盛り+半ライスで良かったと思った。良いバランスで食べられた。
麺は、好みが別れそうだが、固めで美味しい。
チャーシューは味がしみていてかなりウマイ。サイドメニューのミニチャーシュー丼にはかなり惹かれる。
うーむ、この店では「味薄め」で食べるとちょうど良く食べられそう。
店によって濃かったり、薄かったり、固かったり、柔らかかったり。ラーメンって面白いですね。


『K』
4月12日(金)白湯+味玉子(850円)
いつも使っている地下鉄の出口から会社までの間、以前は「おーじゃんおーじゃん」という冴えない店だったところに
オープンしたのがこの「K」である。白を基調とした清潔感のある内装で開店当初は女性客の姿が多く見受けられた。
開店からしばらく経って、さてどんなもんかなと思い、行って来た。
店に入ると、時間が2時過ぎということもあり、お客はゼロ。若干緊張したが気にせず「白湯+味玉子」を注文した。
出てきたどんぶりは径が小さくて底が深い非常に特徴的などんぶりだった。さらには金属製のレンゲも珍しい。
とまぁ印象的な食器類なのだが、ラーメンのほうはこれがなかなか美味しかった。
天下一品をはじめとするこってりした京都ラーメンを彷彿させる醤油とんこつスープ。汁がよく絡む中太の縮れ麺。
これはなかなかバランスが良い。難を言うと大きすぎるチャーシューかな。小さいどんぶりで食べづらい。
チャーシューは薄くて小さくていいのでネギをもっと入れてくださーい。って思った。
味玉子はちょうど良い具合の半熟で○。次に行ったときもトッピングしたい。
欲を言えば普通の白飯がメニューに欲しかったなぁと思うが、仕方ないか。
☆は同じ3つでも山頭火よりは断然好きな味。普通の醤油ラーメンも食べてみたい。
会社の近くで良い選択肢が増えた。それにしてもKってナンだ???

<追記>
そういえば、このラーメンを食べていて、ときたま感じるシソのような香りが心地良かった。
隠し味に入っていたりするのかな。



『らーめん山頭火』2度目
4月10日(水)しょうゆらーめん+ライス(800+150円)
会社の帰り、道端にこの「山頭火」の看板が出ていてびっくりした。なんと神田店がオープンしたのだ。
有名店が支店を増やすと味が落ちる法則はここにも当てはまるのだろうか。早速行ってきた。
店に入るとなんだか妙な雰囲気。まったく案内されない。「なんだ??」と思うと地下から人がやってきて
カウンター席についた。どうやら行列は地下に作られているらしい。(ここ神田店はB1と1Fが店舗)
う〜む、「ちゃんと案内しやがれ」。
階下に降り、5分ほど待ってようやく着席することができた。「塩」は以前食べたので「醤油」を注文した。
自分の注文を待っていると、「スープがぬるかったわ!プン!」という感じの捨て台詞を残して去っていた女のお客がいた。
開店当初ということもあり、店員の対応がうまくないのだろうな。うん、文句を言う気持ちはわかる。
さて出てきたラーメンはというと、食べ始めは「なんか薄いかな〜」、
そのうちに「あーコクがあって美味しいかも」、最後に「油っぽいなぁ」というスープの印象。
以前渋谷店で食べたときと印象が違うような気もするが、それが塩と醤油の違いかな。
麺のほうは固めでシコシコした感じがなかなか良かった。
全体的には、美味しいとは思うんだけど、「好きな味!」という感じではない。
ま、女性のお客が結構多かったりして雰囲気は良いんだろう。
それにしても店員にパートと思われるオバンが多いのはなんか気持ち悪いなぁ。


『龍龍軒』
4月8日(月)チャーシューメン(800円)
なぜか会社にこの店の"うちわ"があり、その写真に写ったチャーシューメンはきわめて美味そうである。
お昼時で込み合った店内で食べるのがなんとなく嫌で敬遠していたのだが、
この日はたまたま遅い昼食を摂ることとなり、これは良い機会だと行ってみた。
さて、肝心のラーメンであるが、「とんこつなのにあっさり」のコピーが示すとおりあっさりしている。
しかし、僕にはなんだか味が薄いように感じた。チャーシューも比較的淡白な味で、
スープがこれだけあっさりならチャーシューはもっと味が濃くてもいいのになぁと思ってしまう。
やはり写真とは違うものだとしみじみ感じた。

<追記>
そういえば店の壁に中澤裕子のサインが飾ってあった。たしか2年ぐらい前のものだったようだがここに来たのか…。



『寺田家』
4月1日(月)ラーメン並(600円)
横浜環状2号線、ラーメン店密集地帯に並んだ家系の3店鋪が本牧家、環2家とこの寺田家である。
前回本牧家に行った時に見た行列が印象的だったので、環2家に初めに行ったのだが、残念ながら月曜定休。
それで寺田家に入ったわけなのでした。
店に入って食券を買うと、「あれ?店員がいない!?」と思ってよく見たら、脇の方で電話してた。
「食券を置いておいて下さい」というような仕種をして引き続いて電話。5分ぐらい待ったかも。
で、よーやく電話が終わってラーメンを食べることができた。
ホントベーシックな家系のラーメンという感じで普通に美味しかった。あ、ちょっと味が薄いかな。
特に問題はないです。
食べていると別の店員の人が入ってきて仕事をし始めた。そして初めにいた店員はまた電話をするのであった。


『一真館』
3月30日(土)白湯老麺+麦飯(680+150円ぐらいだったかなぁ)
この日は赤坂で松浦亜弥のコンサートがあり、赤坂ついでに夕方「らーめん茂助」に行ったのだが、なんと定休。
しかたないので近くの松屋でカレギュウを食べたのだが、ラーメンへの思い捨てがたく、コンサートの帰りに
柏のこの店に行った。「らーめんたか」が新装されてどんな店になったか興味があったので良い機会だ。
以前の「たか」がとても好きな味だったので、違う味に変わってたら嫌だなと思っていたけど、問題無し。
ラーメンの内容的にはほぼ同じと言っていいと思う。それ以外で変わったところは少しあって、
以前はテーブル上の漬け物が食べ放題だったが、今度は「九条ネギ」入れ放題に変わった。これがネギ好きの僕にはかなり嬉しく◎
また、ライスは普通の御飯から麦飯に変わった。ま、これはどっちでもいいや。
あとはメニューにデザートが加わったりしていて色々工夫が見られる。賛否両論あるが、店員の威勢は非常にいい。
全体的に紺を基調とした落ち着いた雰囲気にまとめたのは、以前の派手な看板からのうさん臭さを払拭するためかな。
確かに同じ建物の2階にあるリンリンハウスみたいな色だったしなぁ。
何にしろ、あの味がまた食べられるようになって嬉しかった。


『じゃんとん』2回目
3月26日(火)ラーメン+半熟味玉子(600+100円)
この日は「夢館」で食べた後、間を置かずにここ「じゃんとん」到着。
久々の2連チャンだ。「夢館」では<小>を食べたので若干余裕あり。
基本的には前に行った時と同じなのだが、今回は前回入れ忘れた半熟味玉子を入れてみた。
友人Hが言っていたとおりこれはお酒の甘味なのかな。小ぶりな玉子で美味しかったなぁ。
それから前回と変わってたところ。食後の無料アイスがストロベリーと抹茶を選べるようになっていて、
その後さらにホットコーヒーが無料で付いていた。すごいなぁ、このサービス。
やっぱラーメン屋密集地帯だからかな。面白かった。あとはみつをの詩がなければ…。


『糸ぐるま』
3月25日(月)ランチの何とかセット(680円)
以前から店の前は通っていたが、なんとなく行きそびれていた店。ようやく会社の昼休みに行った。
これが「京風ラーメン」という言葉から「天下一品」や「らーめんたか」を想像していたのが、
それらとは全く異なる薄味の醤油ラーメンだった。百貨店のラーメン屋さんって感じ。
やっぱり「京風ラーメン」と「京都ラーメン」は違うんだなぁ。
世間一般的な「京都」という響きから来るイメージだとこの「糸ぐるま」のほうがマッチするんだろうけど。
今回はランチのセット(炊込みご飯&ミニ白玉ぜんざい付き)を食べたのだが、
白玉はイマイチ、炊込みご飯はなかなか美味しかった。
ま、全体的に普通でした。


『増田家』
3月21日(木)ラーメン(中)(たしか600円)
いつものように千葉拉麺通信で紹介されていた店である。
なんでも以前は旭川ラーメンのお店だったのが、
店主が家系ラーメンに感動して修行しなおし、再オープンしたとのこと。
場所は京成の千葉中央駅が最寄で、線路沿いをJR千葉方面に進んだ最初の交差点を右折して右側。
実際僕はちょっと迷ったので逆に印象深く覚えてしまった。(迷った道で「なりたけ」発見)
店のすぐ横に100円パーキングがあるのがありがたい。
さて、ラーメンのほうは基本的な家系のカタチを踏襲しているが、
きくらげが乗っているところが唯一特徴的。旭川ラーメンだったなごりかな。
スープは味濱家で味わったようなクリーミーで甘味が感じられる。
美味しい。家系に鞍替えして数年でこんなに美味しいラーメンが出来るんだなぁ。
ちなみに、こちらも評判の良いチャーハンは「しばらく中止してます」だって。


『九州じゃんがららあめん』
2月28日(金)じゃんがららあめん全部入り(値段忘れたが900円台)
満を持して「じゃんがららあめん秋葉原本店」に兆戦。店に着くと既に10人ほどの列が出来ていた。
しかし、店員の手際が良く、また回転も非常に良くて、ほとんどストレスなく食べることが出来た。
味は細麺に豚骨白湯スープの九州ラ−メンで、意外にあっさりしている。
トッピングは、今回は人気の全部入りにしてみたが、
明太子はかなり辛いし、味玉子はそんなに美味しいって感じでもない。
角肉があれば充分かなと思った。いや、ノーマルでもいいかも。
また、こってり担当の「ぼんしゃんらあめん」は
秋葉原では都合により夜9時からのメニューとなっている。
こちらを食べないとこの店の判断は難しいのかなぁ。
ちなみに原宿店などでは「ぼんしゃん」はレギュラーメニューとしていつでも食べられる。
ところで、最近増殖中の類似店には相当迷惑しているらしく、
「九州じゃんがらは原宿etc.の6店舗のみです」という掲示が印象的だった。


『元祖じゃんがららーめん』
2月23日(土)じゃんがららーめん(680円)
最近東京郊外で増殖中の「元祖じゃんがららーめん」、その柏店に行って来た。
有名な原宿の「じゃんがららーめん」と比べて違う違うとは聞いていたが、
これほど違うものとは知らなかった。と言っても原宿のほうは実際食べたことはないんだけど。
ここ「元祖」でいう「じゃんがら」とはキムチみたいな具のことで、
これが最大の特徴(売り)になっているようだ。とすると原宿の「じゃんがら」って何だ??
この具をスープに混ぜて食べるのが「元祖」の食べ方なのだそうが、
とにかく僕の口には全然合わなかった。
「じゃんがら」を混ぜなければ普通の豚骨ラーメンで食べられるんだけど、
そういうことでもないだろうし。
ま、こういうもんなのだというのを認識するために今回は行ったという感じかな。
原宿のほうの店で一度ちゃんと食べてみたくなった。


『らーめんのフーサワ』
2月8日(金)塩ラーメン+ミニチャーハン(530+380円)
この日は上野で友人Nと食事の予定が友人Nの仕事の都合でキャンセル。
仕方がないので柏の「らーめんたか」で食べようと店前まで行ったら何とツブれてた…。
ダブルショック。なんか跡地には新しい別のラーメン店が入るようでその開店工事をしていた。
そんなわけで「今日はツイてないなぁ」なんて思いつつ、
「そういえばフーサワってここ数年行ってないなぁ」と考え、なんとなく入ってみた。
以前行った(まだ今ほどラーメン好きじゃない)時は「なんか普通だなぁ」という印象。
今回また食べてみて「普通だなぁ」とは思ったんだけど、とってもお腹が減っていたし、
ガッカリが2度続いたせいもあり、満足度は非常に高かった。
ミニチャーハンは美味しかったし、塩スープもあっさりしていて食べやすかったなぁ。
星は3つだけど、明らかに「ちりめん亭」なんかより上。
ところでこの塩ラーメン、正式名称は「みなさまラーメン(塩)」とかそんな感じだったと思う。
けど、忘れた。


『まっち棒』
1月31日(木)中華そば+味付玉子(650+100円)
和歌山ラーメンの代表格、まっち棒が津田沼にできたのでチェック。
店に入ってまず感じる豚骨臭。これ苦手な人はホントダメだろうなぁと思う。
そんな僕は結構苦手。ラーメン博物館の「魁龍」も臭いがきつかったなぁ。
時刻は午後8時ぐらいだったかな、平日ということもあってかその時点でお客は1人。
開店当初は行列が出来たと聞いていたのでちょっと寂しい。
けど待たされないから、まぁいいか。
さて、味は店内の豚骨臭にだいぶ惑わされたが、美味しいです。
こってりとした豚骨茶濁のスープに極細麺。これが和歌山ラーメンか。
味玉子は半熟、よりも柔らかいかな。味がしみていて美味しかった。
この玉子だけでご飯が食べたいぐらい。
全体的に美味しかったんだけど、やっぱ豚骨臭は気になります!


『13湯麺』
1月19日(土)光麺(300円)
久々に13湯麺に行った。今回は定番の「湯麺」に加えて、汁なし麺の「光麺」を注文してみた。
「湯麺」は具ナシだし量はそんなに多くないし、ま、イケるだろうって感じで。
その「光麺」だが、作り方がなかなか面白かった。中華鍋にスープを張り、そこに一人前の麺を投入。
水分がとんだ時点で麺を取りだし、盛り付けて薬味を載せて完成だった。(ちょっと違うかもしれないけど)
味のほうは、スープがしみ込んでいるのかなーと思ったら意外に淡白。
ベトナムとかタイとかの米の麺みたいで不思議な味、食感だった。
今回は、いつもの半ライスの変わりに、光麺を食べながら湯麺を食す。
なんか変な感じだったけど、湯麺はとっても美味しく感じた。


『本牧家』
1月13日(日)ラーメン中盛り(700円)
横浜へ行ったついでに、
ドライブがてら環状2号線を国道1号線方面に走っていると、ものすごく路上駐車の多いエリアがあった。
それで反対車線を見ると、本牧家→環2家→寺田家と家系の店が連続しているではないか。
その他にも数店のラーメン店が存在しており、「さすが横浜だ」と感心した。
そのときは「へ〜〜〜」と思って通りすぎたのだが、しばらくしてお腹が減ってくると、
やはりあのラーメン店密集地帯が気になる。帰り道が近くもあったので、もう一度行ってみることにした。
行列の長さではダントツ環2家。「美味しいのかな〜」と期待させる。
寺田家は環2家ほどではないがテーブルは満席状態。本牧家は店内に並んでいる人が多い。
そんな中、僕は「たまたま駐車場が1台あいていた」という偶然の導きを感じ、本牧家へ入った。
店内では10人ほどの列が出来ていたが、回転は比較的早く、
また並んでいる間に注文を確認しているので座ってからすぐにラーメンが出てくる。なかなか。
出てきたラーメンは、本場横浜ということで濃厚なものを想像していたのだが、意外にあっさりしていた。
クリーミーで甘味がある感じ。麺は若干粉っぽい???
僕はちょっと物足りなかったので、テーブル上にあった醤油ダレを少し追加したら好みの味になった。
もし次に来ることがあったら「味濃い目」が良いかも。
でもわざわざ横浜に来るんだったら岩槻で石川家行ったほうが手軽に大きな満足感が得られそう。
ま、吉村家、六角家とならぶ家系御三家のひとつ本牧家に来たというのが今回の成果かな。
どんぶりがでかいのが印象的だった。