2004年もライブ三昧


12/18 sat 『MOTORWORKS』 at SHIBUYA AX


黒沢健一の新バンド、MOTORWORKSのライブに初参戦。
オープニングから全員ツナギで登場だ!
MOTORWORKSは同世代のミュージシャン同志が同好会のノリで集まり、
やってみたら面白かったので、意外に本気で作品作っちゃいました。という感じだ。
(POLYSICSとは違い色はバラバラだけど)揃いの衣裳ってカッコ良いなぁ。
メンバーは、ギターが元スパイラルライフで、現スクーデリアエレクトロの石田小吉。
石田2(:黒沢8)ぐらいの割合でボーカルを取り、ほぼ全曲でコーラスもこなす。
ライブ終盤に演った「The Slide」は黒沢と石田がボーカルを分け合う曲で、
アルバムでは1曲目なのだが、終盤に盛り上がるのにも最適だ。
僕は今日1番印象に残ったのはこの曲だった。
また、おそらく石田ソロと思われる曲(スパイラルライフの曲だったらしい)では、
明かに他の曲とは違っていて、独特の"ワールド"を展開していた。こういう感じなのかー。
それからMCは、石田がほぼ仕切っていて非常に楽しそう。客いじりも慣れたものだった。
ベースはスピッツの田村明浩。スピッツでもリーダーのこの人がMOTORでもリーダーらしい。
MCから察するに若干年長なのかも。
この人のベースは、なんだか自信に溢れていて「なんかうらやましいな〜」と思ってしまった。
ライブでは序盤から動き回り、観客を煽ってペットボトル投げたり、曲の合間にバナナ食ったり結構面白い。
でも印象として落ち着いたイメージがあるのはこの人のキャラクターなんだろう。
ダウンロード購入限定の「プラスティックソング」ではコーラスも付けていた。
ドラムはホリノブヨシ。元モダングレイ(知らない)のドラマーで、
現在は黒沢とのcurve509や、石田とのスクーデリアのサポートを努める。
出過ぎず、ドラマーらしいドラマーって感じだった。
そしてボーカルは我らが黒沢健一。
同世代のミュージシャン同志でやりやすいのか、今までになく激しいアクションではじけていた。
考えてみれば、L⇔Rのときもサポートメンバーはベテランだったし、
健'z、サイエンスミニストリー、ソロでもベテランと組むことが多い。
また、今回は結構ギターをちゃんと弾いている。
いつもは間奏でちょっと弾いたり、歌いながらコードをつま弾くぐらいの印象なので新鮮。
リードギターの石田がメインで歌ってるときなど黒沢のギターは聴きどころだ。
また黒沢健一がギターをかき鳴らしながら歌うソロ曲「Pale Ale」も迫力があった。
ソロの曲をやるとは思ってなかったし、そんな意外性もまた良し。
それにしても、この1年は本当に黒沢健一フル可動で、3つも4つもバンドをかけもちして、
その上、全バンドでちゃんとライブもやっているんだからすごい。
さてさて、このMOTORWORKSの楽しみのひとつがカバー曲。
オリジナル曲が少ないせいもあるが、本人たちもカバー曲をやるのを積極的に楽しんでいると思う。
今回は、フーもカバーした「Heat Wave」、フーの「I Can't Explain」、ザ・ナックの「My Sharona」、
キンクスの「You Realy Got Me」、あとオープニングの1曲目の知らない曲。ぐらいかな。
バンドのロゴにモッズのターゲットマークを使ってることもあり、
モッズ的な曲が多く、僕が好きな曲がほとんどだったのが嬉しかった。
「My Sharona」のイントロは生で聴くとカッコ良い!(モッズじゃないけど)
と、いうわけでアンコール、ダブルアンコールまでやって本日は終了。
今回僕は会場のやや後方に陣取り、ライブが始まって圧縮されて空間が出来ても動かなかった。
でも遠くて見にくいということはなく、背の低い女性客が多いので視界は良好。うーむ、大人になった。
終演後なぜか異常に疲れたが、楽しかったなぁ。


12/10 fri 『MANDO DIAO』 at CLUB CITTA'川崎


約1年ぶりにマンドゥのライブに行った。
昨年の反省をふまえ今回は前のほうの盛り上がりエリアへは行かずに真ん中あたりで見たのが良かった。
まわりに左右されずに自分なりのノリで楽しむことが出来た。
セットリストは9月に発売されたニュー(2nd)アルバムを中心に1stアルバムから数曲。
時間は、終わってみれば全部で70分〜80分といったところだろうか。
最近のバンドにしては非常に短いライブだが、内容は濃くて僕は十分満足出来た。
グスタフの若々しくエネルギッシュなボーカル、ビヨルンのソウルフルなボーカル、
今回はほぼ交互にボーカルを取っていたかな、その対比が印象的だった。
ちょっと高めのマイクスタンドに、ちょっと背伸び加減で歌うビヨルンはカッコ良かったなぁ。
それから、必要以上に動き回り、跳ね回るベースのCJはかなりファニー。
でも裏声でコーラスを付けるところなんかはしっかりこなしていて、なかなかやります。
ドラムは……、名前忘れた。マッチョでパワフルで良かった。
キーボードは、サポートでグスタフの弟だったか。やっぱオルガン入ると良いねぇ。
さてさて、そんなこんなであっという間に本編は終わり、アンコールです。
最初はグスタフ1人が出てきてアコギ弾き語り。ライブならではだ。
その後もう1曲やって、ラストはやっぱり超代表曲『SHEEPDOG』!!!
強烈に盛り上がって終了した。(僕的にはリフのギターの音が小さいような気がしたが)
高速キラーチューンで終わるなんて良い終わり方だ。
クラブチッタもはじめて行ったけど、ほどほどに広くて狭くて良い会場だ。


12/05 sun 『Hello! Project SPORTS FESTIVAL 2004』 at さいたまスーパーアリーナ


公演の約1週間前に飛び込んできた安倍なつみ盗作のニュース。
所属事務所の対応は素早くて、今後2か月の活動自粛が速攻決まり、
当然このスポーツフェスティバルも不参加。
この日は開会式(?)冒頭で中澤裕子が集まった観客にお詫びの言葉を述べ、
メンバー全員が頭を下げるところからスポーツフェスティバルは始まった。
スタンドの前面には「なっちがんばれ」などの横断幕が掲げられたりしていた。
僕としては「ミキティがんばれ」という感じなので、そんなに影響はないのだが、
ハロプロ初の不祥事ということで全体に悪いイメージが付かなければ良いなとは思う。
さて、競技はまず60m走の予選。
藤本美貴は特に遅いわけではないが、辻や里田などに埋もれて予選落ち。
しかしここからが見せ場です、ミキティ。
障害物リレー(小川の酔っ払いの仮装が笑えた)をはさんで行なわれたのは、
この日のメイン種目とも言える「フットサル」。
明らかに1年前の(1点取れば満足の)チームとは違い、成長している。
自陣で相手選手とボールの間に体を入れてボールキープしたり、
左足でトラップして右足でシュートなんて普通のアイドルはやらないよ〜。
試合は前半に石川が、後半には藤本、吉澤が1点ずつシュートを決め、3−0で快勝した。
特に藤本はボールをもらったらまずゴールに向かってドリブルorシュート。ほとんどパスは出さない。
さすが!良いです!常にゴールを狙う、まさにストライカーじゃないですか!
日本代表も見習って欲しいよ。と言ったら言い過ぎか。なんにしろ今年のフットサルはかなり楽しめた。
お次はとび箱選手権。11段をクリアした7人のうち12段をクリアしたのは藤本のみ。
なんとミキティ優勝です。これでMVPがググっと近づいた。
個人種目が少ないからこういうところで活躍しておかないとな。
名古屋大会はキッズの矢島がMVPを獲ってしまったそうで、今回もそれじゃあ盛り上がらない。
結局、騎馬戦、混合大リレーを経た最終結果は940-920で、藤本のいる青組が優勝。
藤本美貴はめでたくMVPに輝いたのでした。わーい。
「MVPは…藤本美貴!」とアナウンスされたとき、「え!?本当に私?」ではなくて、
「やっぱ私でしょう!」という自信に満ちた表情だったのがミキティらしいと思った。
というわけで、藤本美貴ばかり見ていたので、ミキティリポートになってしまいました。
イベントは、このあとスペシャルライブでそれぞれが1曲ずつ(モー娘。は3曲)歌い、
最後に全員でHPオールスターズの曲を歌って終了した。
全部で約6時間、今回も長かったけど、面白かったな〜。
しかし!
なにしろメシがないんですよ。会場内のお弁当類は開演前にほぼ売り切れ。腹減ったよ〜。
(追記)
ロマンポルシェ。の掟ポルシェがまたいました。しかも僕らのすぐ近くに。


11/27 sat 『氣志團』 at 東京ドーム


公演の約1週間前に飛び込んできた星グランマニエ(ギター)負傷のニュース。
大阪・名古屋公演は延期となってしまったわけであるが、
ここ東京ドーム公演はランマ抜きで決行することも同時に発表された。
それ以来僕の興味は「ランマの穴はどうやって埋めるのか」だった。
「綾小路がギターを弾きながら歌うのか?」、
「光がベースに復帰して、白鳥松竹梅がリズムギターに?」、
「友人であるGLAYのTAKUROあたりが一夜限りのサポート?」などなど、
ランマには悪いが、いろいろ想像する楽しみがあったのが良かった。

さて、ライブは定刻通りスタートした。
1曲目は、通常はランマのギターで始まる『房総スカイラインファントム』だ。
「おお!トミーがランマのパートを弾いている!」
しかし、ただランマのパートを弾いているのではなく、
ギターが1人でも大丈夫なようにうまくリアレンジされているようだ。
ステージ上にサポートメンバーらしき人物はいない。
うーむ、確かに氣志團のギタリストは2人。
一人がいなくても何とか都合をつけてこのまま1人で乗りきるんだろうか…。
と思い始めた2曲目、いつのまにか後方でキーボードを弾いている人がいる。
「おお!氣志團サウンドプロデューサー阿部義晴(元ユニコーン)だ!」
確かにメンバー以外で氣志團の音を一番理解しているのがこの人。普通に考えたら最もふさわしい人物だな。
それにいつものライブではキーボードの音は省いたアレンジなので新鮮で良い。
でも出ずっぱりでずっとキーボードを弾いているわけではなく、
ときにはギターを弾いたり、いつの間にかいなくなってたりしていて、
本当に必要なときだけ出るみたいだ。
また、アンコールの『國道127號線の白き稲妻』では、
綾小路がギターを弾きながらスタンドマイクで歌っていた。
そのためステージを動き回るのは早乙女光のみで、いつもの綾小路+早乙女の掛け合いに比べると、
これはちょっと寂しかったなー。でもレア度は高そう。
それから、いくつかあるランマのボーカルパートをどう埋めるかというのも注目していたが、
これは『鉄のハート』は1フレーズだけだったせいか空白。
『SECRET LOVE STORY』は、ビジョンの映されたランマの声がうまく合成されてた。
ソロコーナーも、元気な時のランマのコーナーをそのまま映像で映してた。泣かせるねぇ。
その他のコーラスパートは、松やトミーが歌っていたようだ。
全体的に、みんながランマのパートをフォローしようという気持ちが伝わってきて、
なかなか好感の持てるライブだった。
というか、今年見た氣志團のライブの中では一番楽しかったと思う。
短い期間でよく準備したな〜。
というわけで、ランマがいないという緊急事態のライブであったが無事に終わって良かった。
ほぼ満員のドームの観客の期待に応えたと思う。
終わったあと時計を見ると4時間を軽く超えているじゃないかー。
微熱DANJI&マネージャー明星(熱唱)〜メンバーソロコーナーだけで1時間はやってたもんなー。
すごい。

追記:
会場内で買った氣志團弁当、箱を開けると普通のコンビニのおにぎりセットって感じ。
やられた〜。と思った(しかも製造工場がMY地元)けど、氣志團仕様の箸の値段だなあれは。1000円。


10/16 sat 『POLYSICS』 at 柏CLUB ZaX


なんか久々にPOLYSICSのライブに行ったような気がする。
ライブ日記を見かえすと前回が5月30日なので4か月半ぶり。
実はそんなに久々でもないけど、夏のイベントにまったく参加しなかったからなー。
今回はPOLYSICS初の柏だ!ZaXなんてライブハウスは知らなかったけど、
柏なんて地元みたいなもんですよ! こりゃ行かなきゃあかん!
POLYの東京以外の地方公演は久々だなー。熊谷ヴォーグ以来だろうか。
会場に近づくにつれてあの熊谷でのPOLYメンバーとの遭遇が思い出される。赤面!
そして僕はドラムがヤノに代わってから初のライブだ。ワクワク。
今回は前座としてBLOOD MAN BROSというバンドが先に演奏することが分かっていたので、
会場には開始15分ぐらい前に余裕で入った。クロークは1袋300円なり。
会場内、やけに女子が多いなーと思ったら、ライブが始まって分かった。
BLOOD MAN BROSのファンだったみたい。このBLOOD MAN BROSは、
今(なのか?)流行りの青春パンク&ラップという感じのバンドで、短い曲が多いし、
まぁ聞きごこちは悪くないが、1時間近くやったので飽きた。
機材転換が始まると今まで前方にいた女子達は後方へ(あるいは帰った?)、
後方にいた人たちが前方へと入れ替わり臨戦体制が整った。いつものPOLYライブの雰囲気だ!
そしてそしてようやく赤いツナギでPOLY登場。おっ、カヨの髪形変わった。大人っぽくなった。
ヤノは……、細い。でもなんとなくPOLYに合ってる気がする。
1曲目は「Modern」だ。この曲は初期のライブではラスト曲の定番で、
これを1曲目にもってくるのは意外性があって面白い。
BLOOD MAN BROSの演奏で客席が程ほどにあったまっているせいかノリも良い。
僕は人の流れで何となーく中央のほうへ移動。後ろの人には悪いが、僕には良いポジションだ。
楽しい!どの曲やったか忘れるくらい楽しめた。この感覚は久々だ。
会場内がやたら暑いのも、逆に盛り上がった一因か。夏の野外のようにただ立っているだけでも汗が出てくる。
空調はどうなっているんだろうか。ステージ上のハヤシも暑がっていた。
終盤、目の前のスタッフがうざったくなってきたので、右方へ移動してここでは「MAD MAC」「URGE ON!!」等の
ノリノリな曲のときはググっと前方へ行き、楽な曲ではちょっと後ろへ下がって楽しんだ。
本編は「BUGGIE TECHINICA」で終了、この曲は初期はオープニング曲だからちょうど「Modern」と逆だ。
アンコールは「Black Out Fall Out」で爽快感、「AT-AT」で再び盛り上がり終了した。
「AT-AT」ではハヤシが客席に飛び込んできたので頭を軽くチョップしてあげました。
うーむ満足。MCはほとんどなくて(あってもハヤシのみ)、演奏に集中できた気もする。良い汗かいた。
終演後、外に出るとえらい寒い!いかに会場内が暑かったかがわかった。


10/03 sun 『F1日本GP直前!スペシャル走行イベント』 in MEGAWEB


F1日本GPを1週間後にひかえ、実際のトヨタF1チームのドライバーが実際のトヨタのマシンを
お台場の特設コース(普段は乗用車の試乗をやっているところ)で走らせるイベント。
ここMEGAWEBはトヨタの巨大ショールームみたいなもんで、トヨタのレース関連のイベントが多く、
F1は毎年、開幕前と日本GP前には走行イベントを行っている。
いつもは開催されたニュースを見て「行けば良かったなー」と思うのだが、今回は先に知ったぞー。
しかもルノーを解雇されたヤルノ・トゥルーリがトヨタに移籍、この鈴鹿からレースに復帰、
そしてこのお台場のイベントにもやって来ると言うじゃありませんか!こりゃ、行かなアカン!
って感じで参加した。
当日、整理券配布開始の11時少し前に現地に着いたら既に人で溢れていた。
1000人近くいたと思う。親子連れも多い。すごい関心だ!F1ってまだこんなに人気あったんだ!
ちょっと感動したりもしたんだが、何と言っても残念だったのが朝から続いた雨、ああ雨だよ。
ウェット路面&タイヤの走行を見られたのは貴重な気はするけど、
やっぱドライ路面で「キーーン!」とかっ飛ばすところが見たいよな〜。
それに「マシン走行中は風圧が強く危険なので傘を閉じてください」だって。
こんな雨の中、屋根もなく傘を閉じたらびしょ濡れですよ。参った参った。
1994年に初めて鈴鹿に行ったときも雨が強かったなぁ〜、と思い出してしまった。
と愚痴はこれぐらいにして…、定刻にイベントは開始された。
実況はフジテレビのアミーゴ伊藤、解説は今宮純。あの今宮さんを見られてひそかに嬉しい。
さて、デモ走行はまずパニス(日本GPを最後に引退!)がコクピットにおさまりピットアウト。
記念に写真をとりつつ見ていると何と我々の目の前でストップするじゃないですか。
まさに目の前2mぐらいのところがスタート地点だった。テンション上がったな〜。
そこからスタートの合図と同時に急加速、耳を劈くようなエンジン音。カッコ良かった。
コーナーが狭すぎて曲がりきれない(人力で切り返してた)のはご愛嬌として、
「こんなに何周もしてくれるんだー」と感心するぐらい、全部で特設コースを10周はしてくれただろうか。
オンボードカメラの映像もあったり、合間には今年が初めてというピットイン→タイヤ交換まで見せてくれた。
ちなみにピットインのサインボードを出したのは山田優。
最後は雨の中スピンターンまで見せてくれて、「パニスありがとう」という感じで終了した。
(トゥルーリも走るのかと思ったらパニスだけだったみたい)
次は会場を室内に移して公開インタビューだ。ここからようやくトゥルーリも参加である。
会場はすごい人だかりでステージ上はチラッ、チラッと見える程度だったけど
初めて生で2人のドライバーを見られて良かった。テレビモニタが近かったので2人の表情もわかったし。
イタリア人トゥルーリの英語がちょっと訛った感じだったのが面白くて印象的だった。
ふと気付いたのが2人ともこれまでのキャリアで優勝が1回、その1回が2人ともモナコGPという共通点!
1998年にはプロストチームでチームメイトだったこの2人、渋いぜ。トゥルーリこれから頑張って欲しいなー。
というわけで、行って良かった!でも雨はひどかった!そんなイベントでした。


10/02 sat 『モーニング娘。』 at 横浜アリーナ


12人になって初のワンマンライブに参加した(ワンマンと言ってもゲストがいるんだけど)。
今回はステージ正面の20列目ぐらいで非常に見やすく良席。
それにまわりに変な奴がいなかったのが何と言っても良かった。
最新シングル「女子かしまし物語」の12人バージョンから始まり、
「抱いてHOLD ON ME!」などの初期の曲を多めにやったのが今回の特徴だろうか。
当然ながらすでに脱退しているメンバーが多く、現メンバーがどのパートを歌うかが見どころ、聴きどころ。
どうやらなっちのパートの多くはヨッスィーが引き継いでいるらしく、
ヨッスィーのパートが非常に多くなった。だんだん年長になってきて成長したかな。
「Mr. Moonlight」ではヨッスィーはそのままに、後藤・安倍の代わりに藤本・小川になっていた。
この曲はほぼ3人だけがボーカルを取っているのでミキティの歌が多く聴けて良い。
また小川の頬肉&上腕パンパンなところが、藤本の横で際立って面白い。ヨッスィーやせて良かったな〜。
ゲスト出演したのは、初登場の美勇伝とカントリー娘。
ポリスの「孤独のメッセージ」を引用した美勇伝の「恋のヌケガラ」はノリノリなリズムで悪くない。
カントリー娘。に紺野と藤本(モーニング娘。)は、「シャイニング」。
ミキティのパートが多いのは嬉しいが曲がいまいちなんだよなー。みうなほとんど歌ってないし。
それにカントリーはそろそろ単独での歌を見てみたい。
本編終わってアンコールでは、まだ発売していない新曲も聴けて良かった。
しょっちゅうハロプロ関連のライブに行ってるが、やはりモーニング娘。のライブが一番楽しめる気がする。
もちろん藤本美貴のソロライブがあったら最高なんですがね。
終演後、会場外で藤本美貴の曲を中心としたクラブイベント「ミキティナイト」のフライヤーを貰った。
行きたい気はするが、変な人が多い気がするのでやめておく。


09/26 sun 『松浦亜弥』 at 国立代々木競技場第一体育館


今年の秋ツアーの中でも、特に代々木スペシャルと題された松浦初のアリーナクラスのライブだ。
メインステージの他に、会場後方に小さいステージが作られ、その間をスタンド席に沿って通路が走り、
松浦がメインステージから後方ステージを往復するときはスタンドにかなり接近する。
そのおかげでスタンド席にいた僕らも結構近くで見られた。2回ぐらい。
また、後方ステージからは花道がのびていてセンターステージもあり、
さらにはこのセンターステージ中央部がクレーンで上方へ持ちあがるという仕掛け。金かかってるなー。
というわけで前置きが長くなったけどコンサートです。
今回、何より印象的だったのは僕の二つ右隣にいた輩だ!もう大変!
ライブが始まると踊りまくり踊りまくり踊りまくりでモノスゴイ!
それもただ踊るのではなく、もっとも僕が嫌いで目障りな、いわゆるハロプロヲタの踊りなのだ。
スタンドからステージを見るには右斜めを向かなくてはならないのでどうしても視界に入る。
なんだよ、あの背面ダンスは。
松浦が後方ステージのほうへ行った時にどれだけ安心して見られたことか……。
とまぁ少々イライラしてしまったが、松浦に罪はありません。
今回珍しく数曲披露された既発シングルのカップリング曲は、どれもなかなか良かった。
「I know」はもちろんサイコーだが、「風信子」のカップリングの「初恋」は特に心に残った。
曲自体の目新しさはそんなにないんだけど、ハロプロ関連で8ビートのベースラインの曲って少ないから、
逆に新鮮で良い。僕自身8ビートの曲は大好きだし。
松浦も歌に踊りにますます自信を持ってやってるみたいで良いステージだった。ステージは。


08/22 sun 『氷室京介』 at 東京ドーム


氷室京介自身によるBOφWYトリビュートライブ、その名も「21st Century Boφwys vs HIMURO」。
思えば僕が中学のときに氷室の初ソロ曲「ANGEL」を聴いたのがきかけでボウイを知り、
ボウイのコピーバンドなんかもやっていたが、それらはもちろん完全に後追いなのである。
「ボウイの曲を生で聴けるなんて行かなきゃアカン!しかもLAST GIGSの舞台、ドームじゃん!」というわけで、
チケットを買おうと色々試みたが、敢え無く敗退。またまた友人Nくんに取ってもらっちゃいました。Nくんサンキュー。
ライブは入場に手間取ったためか30分ほど遅れてスタートした。
この時点で会場を見まわすとあの東京ドームが外野スタンドまでほぼ満席。
普通は関係者席とか、空席が目立ったりするもんだけど2階のVIP席にも人がいっぱいだった。
そして注目の1曲目は……「B・BLUE」だ!LAST GIGSのオープニングと一緒!
もうみんな歌いまくりです。みんな何度となくカラオケで歌っただろうな。僕もほとんど歌えるよ〜。
テンションが上がってきたところで2曲目は「ロキシー」だ。「あれ?もうソロ曲?でもまぁ1stアルバムの曲だしな。懐かしい」、
と思ってたら3曲目もソロ曲だった。あれれー。でも4曲目はまたボウイの曲でウォー!と盛り上がる。
この後もボウイの曲とソロの曲を2、3曲ぐらいずつというペースでライブは進行していった。
結局全30曲(そんなにやったのかー)のうち18曲がボウイの曲で12曲が氷室ソロ曲だったらしい。
どうなんだろうなー、お客の大半がボウイの曲を期待している中で敢えてソロ。
当然、ボウイの曲ではすごく盛り上がり、ソロの曲ではややクールダウンということになる。
個人的には、こんな機会は今後はまずないので全曲ボウイでいいくらいだったんだけどなー。
まぁ、「オンリーユー」「マリオネット」「イメージダウン」などの代表曲から、
「ウェルカム・トゥ・ザ・トワイライト」「ジゴロ&ジゴレット」などのボウイ時代の映像でも見たことのない
マイナー曲まで色々聴けて、そしてほとんどの曲で一緒に歌えたので良かったけどね。
本編最後の「イメージダウン」はホント盛り上がったな〜。
そしてアンコール1(ソロ曲2曲だった。でも1曲はソロデビュー曲)をはさんで、
アンコール2回目は「これだけじゃ終われないゼ」と「Dreamin'」そして「No NewYork」だ!
ウォー、最後もLAST GIGSと一緒だよー。客席との掛け合いとか一緒だー!
前述の通りボウイは好きでずいぶん聴いてきたけど、
リアルタイムでライブに参加することは出来なかったのでその点は非常に嬉しかった。
というわけで僕の氷室ライブ初参戦はこれにて終了。
聞いたところによると今回やったボウイ18曲中17曲が解散後初めて歌ったのだそうでそれはすごいな。


08/21 sat 『W/ベリーズ工房』 at 渋谷公会堂


Wとベリーズ工房、初のツアーに参戦した。
コンサートは定刻通りスタートし、まず登場したのはベリーズ工房だ。
見ていて清水は本当に小さいのだがこの人が最年長(中1)でキャプテンなのである。
確かに仕切り役や突っ込みが多い。モー娘。で言ったら矢口みたいなものだろう。
夏焼雅は、見るからにヤンキーの娘!って感じだったのがちょっと落ち着いた印象。 背が伸びたからかもしれない。
菅谷はスラッとして一番アイドルっぽく見栄えがするなと思ったがこの子まだ小4だって!
嗣永桃子はいつも通り元気ハツラツ。それが嫌味にならないところが良い。須藤はなんか全体的にデカくなってた。
う〜〜〜む、いつの間にかメンバー覚えてるじゃん!!
さてさてベリーズ工房の1曲目が終わったところでWの辻加護が登場。
したけど、ここでは歌わずにベリーズ工房の曲間をつないで幕裏へ消えた。
その後ベリーズ工房が一段落していよいよWの再登場だ。もちろん「恋のバカンス」。
そして「センチメタルボーイ」、「サウスポー」、「渚の『・・・・』」、『淋しい熱帯魚』などなど。
どれもカバー曲だけど、モー娘。時代にはほとんどなかったハモリがこれでもかとばかりに聴けるのが新鮮で良い。
でもまだまだ曲が少ないので、残り時間をどう埋めるか。これが初ライブの楽しみでもある。
ベリーズ工房+辻の「ミニモニ。じゃんけんぴょん」、ベリーズ工房+加護のソルト5の曲、
あと全員による「LOVEマシーン」あたりは順当(?)なところか。
ベリーズ工房のメンバーと比べると辻加護の体がひとまわりデカイのが笑える。背丈はあまり変わらないのに。
意外だったのは、本編ラスト「ちょこっとLOVE」。誰もプッチモニのメンバーがいないが実に楽しそうだった。
というわけで説明が散漫になってしまいましたが、こんな感じで終了した。
よくよく顧みると、Wは1stアルバムの曲を半分ぐらいしかやってなくて、
その点は残念だったけど、まぁ練習時間とかも取れなさそうだししょうがないのかなぁ。
だからベリーズ工房と一緒のツアーなのかも。
新曲「あぁいいな!」は良かったのでこれからの展開にも期待。


08/08 sun 『神宮外苑花火大会(松浦亜弥/W/ベリーズ工房)』 at 国立霞ヶ丘競技場


神宮の花火大会に初めて参加した。神宮球場や軟式野球場など数会場で観覧イベントが行われ、
ここ国立競技場では18:00〜19:30にライブステージ、19:30〜20:30に花火打ち上げという構成だ。
今日はスタンド席ということで、あの広い国立競技場だから位置的なものは全然期待していなかったが、
会場に着き、席を探してみてビックリ!ステージと超近いじゃないですか!それも最前列!
ステージが結構高いので、アリーナ席よりもむしろ我々の席のほうが近く、見やすい。Nくんサンキュー!
ライブは、オープニングのベリーズ工房も意外に楽しく、もちろんトリの松浦も良かったが、
今回一番印象に強く残ったのはWだった。
なんでも先週のモー娘。卒業後、初のWのステージがこのイベントなのだそうで、なんか光栄です。
ライブは、1曲目の「恋のバカンス」から始まり、2曲目が「センチメタルボーイ」!
この曲好きなんだよなー。元曲のキララとウララなんてぜんぜん知らないけど、
80年代テクノ調の曲が僕の好みに大はまり。でも有名じゃないしアルバムの曲なので、
やるとは思っていなかったので、思いがけず聴けて嬉しい。
ダンスも辻加護らしくて曲にも合っていてかなり良い。しかも席から表情までよく見える!
MCでは、辻がガーっと喋って、加護が「うん、そうそう」と相槌をうつのがなんか微笑ましかった。
あと「渚の『・・・・・』」も良かったな〜。うしろゆびさされ組は奇面組の主題歌だったからよく耳にしていたぞ〜。
上記の曲に限らず、Wの1stアルバムの曲は悪くない。始めは全曲カバーと侮っていたが、
これがなかなかどーして非常に耳馴染み良く聴きやすい。再来週のライブがまた楽しみになった。
花火のほうはうまく練られた構成と演出で、イナカの大会とは一味違うなと思った。
そうそう、一旦花火が終わった後に他会場からの中継でオーロラビジョンに松平健が登場!
マツケンサンバを堪能さしてもらいました。


07/31 sat 『Hello! Project』 at 国立代々木競技場第一体育館


毎夏恒例のハロプロコンサート、これでついに辻&加護がモー娘。を卒業である。
今回も千秋楽のチケットは購入できなかったため、一日前のチケットを普通にぴあで購入して参戦した。
オープニングのメンバー紹介に続き、今回はなんと松浦亜弥からスタート!これは予想できなかったなぁ。
今やハロプロの稼ぎ頭だが、元気モリモリ松浦亜弥のトップバッターは一気に盛り上がって良い。
そして次(だったかな?)、保田、稲葉、アヤカ、Wによる「淋しい熱帯魚」は意外なところを突いてきた。
まぁメンバーからして曲を出していない人の寄せ集めなんだけど、結構はまってて面白かった。
今年はシャッフルユニットやプッチモニ、タンポポ、ミニモニ等、
細かいユニットの活動がないため、出演者それぞれの持ち時間が長かったように思う。
ベリーズ工房なんて3曲もやったもんなぁ。でも歌ってる人はともかく曲は意外に良いなと思ってしまった。
カントリー娘。に紺野と藤本は、新曲をはじめて聴いた。
ミキティのパートが多いのは嬉しいけど、他のメンバーのパートが極端に少なくてちょっと寂しい気はした。
なっちの新曲もはじめて聴いた。明るく元気な曲でなっちっぽくて良いな。
さて、本編のトリはもちろんモーニング娘。だ。
最後に歌うは「I Wish」。これは辻&加護の希望なのだそうだ(本当か?)。 うーむ、良い選曲だ。
「I Wish」は辻と加護を含む4期メンバーが初めてフィーチャーされた曲であり猛烈に納得できる。
パート割も今までのバージョンとは違い、辻と加護を中心としたものに替わっており、
これに同じ4期メンバーの吉澤、石川がからむ。ああ、なんて感動的なんでしょう。
それにこの曲はモー娘。初ミュージカルでの加護が歌い出すシーンがとっても印象的で、
僕はこの加護のシーンで完全にモー娘。ファンになったと言っても過言ではないくらい。
THE WHOのときとはまた違った意味で目頭が熱くなった。
アンコールは全員が再登場して、「Yeah!めっちゃホリディ」←(松浦の曲がアンコールにも登場!意外だった)、
そしてモー娘。の「愛あらばIt's All Right」で終了した。
今までの卒業メンバーと違い、辻&加護らしく 明るく元気な卒業だった!


07/25 sun 『氣志團』 at 国立代々木競技場第一体育館


ちょっと久々。氣志團のライブに参戦した。
今回もアリーナ中央の良席を確保。Nくんサンキューです。
一昨年、僕が初めて氣志團のワンマンを見たのが日比谷野音。
その後、渋谷公会堂、日本武道館と来て今回の代々木第一体育館。
確実に動員を伸ばしているところはすごい。
しかし正直なところ武道館のライブでは映像を多用したこともあり、
全体的にちょっと間延びしていた感があったので、「そういうのが続くと辛いな〜」と思っていたのだが、
今回はオープニングから「演奏を聴かせる!」というのが非常に感じられて素直に楽しいライブだった。
最新アルバムをあまり聴いていなかったけど、そういうのはあまり気にせず楽しめた。
「ゴッドスピードユー!」、「雷電」あたりは振り付けが楽しいので、「勝手にからだが動く」って感じ。
と、本編終了と最初のアンコールぐらいまでは普通のライブだったが、
ダブルアンコール、トリプルアンコールと氣志團はなかなか僕らを解放してくれません。(笑)
こういうところはさすが氣志團。
常に「物足りない」ということがないようにタップリと楽しませてくれるサービス精神なのだろう。
並盛りでも普通の店の2倍の量がある大勝軒(東池袋)のラーメンみないなもんだなと、納得した。
さて、次のツアーではなんと東京ドームでの公演を行うこともライブ中に発表された。
とどまることを知りません。


07/24 sat 『THE ROCK ODYSSEY 2004』 at 横浜国際総合競技場


フー!フー!フー!THE WHO初来日ですよ!
昨夏のDEVO、今年3月のKRAFTWERKと来て、ついにTHE WHO!
何と言っても結成40年にして『初来日』だもんな〜。
たかだかフー歴4、5年の僕がこんな歴史瞬間に立ち会うことが出来るなんてなんて幸運なんだろう。
今回は「ロックオデッセイ」というイベントの中の1組という位置付けではあるが、
タイムテーブルを見ると、次のエアロスミスまでに120分の時間を取っていて、
機材チェンジの時間を省いても、結構なボリュームのライブが期待される。

さて、当日は、オープニングのラブサイケデリコでちょっと爽快な気分になりつつ、
ジョシュ・トッドのときはグッズを買いに行き(フーグッズ品切れ続出!)、
ミシェル・ブランチのときに飯を食い、ポール・ウェラーはちゃんと見た。
ポール・ウェラーはスタイルカウンシルの曲を多めにやったらしく、僕は知らない曲が多かったが、
そんな中でもTHE JAM時代の曲はいくつか知っている曲があって「オオッ!」と思った。
次は稲葉浩志のソロ。稲葉が出てきた瞬間一気に会場の雰囲気が変わり、
座ってる人も多数立ち上がり、黄色い声が飛び交った。「えぇ〜〜、そうなの〜?(僕の心)」。
僕のまわりでB'zを聴いてる人なんて全然いないのになぜかシングルはいつも第1位。
「それってこういうことなのか」と妙に納得した。
そしてそして退屈な時間(B'zならまだしもソロの曲なんて知らね〜)は過ぎ、
お待ちかね!THE WHOの登場だ!
場内のビジョンに「NEXT…THE WHO」とテロップが出ただけで、「ウォオオオ」という歓声。
さすが皆さんわかっていらっしゃる。稲葉のときとは全く違った異様な雰囲気が会場をつつんだ。
このとき僕はなんか胸がいっぱいで「オエッ」っとなってしまったほど。
しかし予定の時間を過ぎても始まらないので、
「もしかして急に気が変わって帰っちゃったんじゃないか?」とか色々考えてしまったが、
10分弱遅れて、ついにメンバーがステージに出てきた。「ウォオー!本物だー!」
1曲目はデビュー曲でもある「I Can't Explain」だ!「ウォオー!本物だー!」
感動してちょっと目頭が熱くなった。
2曲目は、「恋のピンチヒッター(Substitute)」。この曲好きなんだよな〜。
と、曲順覚えてたのはここまで。
あとはもう、目の前(と言っても随分遠いけど)のパフォーマンスをただただ体感するという感じ。
ピートのソロ1stアルバムの初期の邦題は「現人神」だったらしいが、まさにそんなフーの皆さんだった。
ロジャーは思ったよりも小柄でメガネがおっさんっぽかったけど、
昔の影像でよく見かけるマイクをブンブン降り回すパフォーマンスはそのまま。
それもただ回すだけでなく身体に巻きつけたりもしていた。ふむふむ、こんなバリエーションもあったのか。
ピートもツルっぱげのおっさんになっていたけど、あの風車奏法は健在。
腕グルグル回しまくりで、サービス精神からか昔よりオーバーにやってたな。
なんか、もう歴史上の人物を見た!って感じ。「ウォオー!本物だー!」
他のメンバーも、フロントの2人を立てて出すぎず、でもしっかりとバックアップ。
久々に見たザック・スターキー(ドラムス)はカッコ良かった。
「Baba O'reily」は、前奏のピアノが入ったところ鳥肌立った。カッコ良かったなぁ。
「Who Are You」はイントロから最後まで聴きどころが多くて、完成度の高い曲だなぁ。
「5.15」はノリノリだなぁ。
よく分からないMC(英語なので)のあと急に始まった「My Generation」は一気に会場を興奮させたなぁ。
特にファンじゃなさそうな人も「My Generation」が始まったら立ちあがっていた。
こうしてTHE WHOの名曲の数々を歌い続け、追体験の世代にも届けてくれる。素晴らしいなぁ。
というわけで、70分ほどで本編が終了したが、会場内は鳴り止まない手拍子。
そして、それに応えて再登場するメンバーたち。アンコールですよ!
僕もこんなに本心からアンコールを欲したのは初めてだ。
トリでもないのにアンコールをやってくれるとは思わなかったので嬉しかったー。
アンコールではアルバム「Tommy」の曲を中心に4曲ほどやって終了した。
そしてそして、最後にピートがやってくれた!曲が終わると、今まで弾いていたギターを頭上に振りかざし、
そのまま思いっきり下へドッカンドッカン。ぶっ壊しまくりだ。ウォー!
まさか生で見られるとは思わなかった。
どう考えてもサービス精神なのだが(終わったあと笑ってたし)、聞くところによると毎回壊しているわけではなく、
今年に限ってはこの横浜が初だとのこと。嬉しいね〜。

THE WHO横浜公演はこれにて終了。
序盤はロジャーの声もそんなに張りがなくて、楽器の音のバランスも波があるように思えたのだが、
時間が経つごとにどんどんまとまりが出てきて最終的にアンコールでは「完璧!」って感じ。
いや〜、ホント見に行って良かった。 これ行かなかったら一生後悔するところだった。
単独でも来て欲しいけど無理かな? ちなみにフーのあとにやったエアロスミスは退屈でした。長かったし。

追記:
近年、通販で公演ごとのライブCDを発売しているTHE WHO。
なんと今回の横浜、大阪の来日公演もCD発売されるそうだ。
自分が行ったコンサートのライブCDが1か月後には手元に。素晴らしい。


07/17 sat 『SCIENCE MINISTRY』 at タワーレコード渋谷店B1・STAGE ONE


黒沢健一がまた新たに結成したバンド、サイエンスミニストリー。そのインストアライブに参加した。
活動休止中のL⇔Rは除くとしても、健'z、curve509、このサイエンスミニストリー、
これから活動開始するMOTOR WORKS、それから自分のソロ、他人のプロデュースもあるし、精力的だな〜。
今回のサイエンスミニストリーは、黒沢が、ホッピー神山、岡井大二という超ベテランの2人と組んだバンドで、
ライブでのMCから察するに、リーダーシップはホッピー神山が取っているものと思われる。
サイエンスのアルバムを初めて聴いたとき、「なんか初期のL⇔Rを彷彿とさせるな〜」と思ったら、
そう言えばL⇔Rの初期のプロデューサーは岡井大二で、ドラムも岡井大二が叩いてたっけ!と思い出し妙に納得した。
さて、ライブは、前半にアルバムから5曲ほど演奏し、後半はトークショーという構成でちょうど1時間ぐらいやってくれた。
ライブはまだまだリハーサル不足らしく、譜面を持ちこみ、仮タイトルで呼び合っていたぐらいなのに、あの完成度はさすがだった。
ロックな曲、プログレッシブな曲、色々あったが、いかにも黒沢という感じのアルバム3曲目の曲がやっぱり良かった。
トークショーは、これは珍しい!岡井大二がマイク持ってトークに参加してるのなんて初めて見た。
あらかじめ受け取っていたお客からのアンケートに3人が答えるというかたちで、黒沢健一が進行していたのも新鮮。
今回のアルバム制作の話はもちろん、L⇔Rの頃の話も聞けて良かった。個人的にはライブより面白かったかも。
ホッピー神山は、黒沢健一がサラッと作ってきたデモMDからでも完璧にアレンジを施してしまうらしい。
さらに「ステージで楽器持ってるとなんか弾きたくなっちゃうんだけど、その曲に必要ないときは弾かないってのも重要なんだよ」
と言ってキーボードのパートがないところではカエルのお面を被るホッピー氏、職人のこだわりを見た気がした。